アジア・オセアニア地域に対するアンチ・ドーピング体制・活動支援について
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日本アンチ・ドーピング機構(JADA)では、スポーツ庁委託事業の一環として、アジア・オセアニア地域のアンチ・ドーピング体制・活動環境の整備が必要である国のアンチ・ドーピング機関(NADO)および地域アンチ・ドーピング機関(RADO)を対象としたアンチ・ドーピング体制・活動支援について、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)を通じて10年以上にわたり継続して実施しています。
活動開始以降、ドーピング検査活動に関連する領域を支援の中心に据えていましたが、昨年度からは検査領域のみならず教育活動等を含むアンチ・ドーピング活動全般に支援の幅を拡大しています。
今年度は昨年度に引き続き、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が主催する「グローバル・ラーニング・アンド・デベロップメント・フレームワーク」(Global Learning & Development Framework: GLDF)のアジア・オセアニア地域における研修会の開催を支援しています。
本活動支援の一環として、7月にインドネシアにおいて治療使用特例(TUE)、来年1月には日本にて教育に関するGLDF研修会をWADAが開催する予定です。
JADAは、今後もアジアおよびオセアニア地域におけるクリーンスポーツの推進とアンチ・ドーピング体制の強化を支援してまいります。
世界アンチ・ドーピング機構(WADA)より、本件に関するプレスリリースが発信されています。