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2021Code/教育に関する国際基準の履行に向けた戦略計画

当機構は、2021版世界アンチ・ドーピング規程(以下、2021Code)及び教育に関する国際基準(以下、ISE)等に則した日本国内におけるアンチ・ドーピングの教育体制を構築するため、スポーツ庁委託事業の一環として「2021Code/ISEの履行に向けた教育に関する検討会議」(以下、教育検討会議)を設置し、JADA及び国内スポーツ関係団体が対応すべき事項を戦略計画としてとりまとめました。
教育検討会議には、日本オリンピック委員会、日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会、日本スポーツ協会、日本スポーツ振興センター、大学スポーツ協会、全国高等学校体育連盟、日本中学校体育連盟及び有識者が参画し、教育対象者の具体的な範囲と教育の実施責任主体、連携・協力関係を含む履行体制、モニタリング・評価、Educatorの育成等の各領域の取組方針を策定するとともに、将来の展望を含めた広範な議論をおこないました。

2021Codeにおける教育の目的は、スポーツの精神と価値を保護し、アスリートの健康を守るとともに、アスリートがドーピングのないクリーンでフェアなスポーツに参加する権利を守ることにあります。その目的を中長期的な視点とともに国内の関係各機関が共有し、本戦略計画を実施することにより、スポーツの価値を体現する人材が育成され、クリーンでフェアなスポーツ環境を作り上げるとともに、スポーツの価値を高め、スポーツが社会に寄与する意義を高めていくことを目指してまいります。