Level 1 : The World Anti-Doping Code (世界アンチ・ドーピング規程, Code)

THE WORLD ANTI-DOPING CODE

世界アンチ・ドーピング規程(World Anti-Doping Code, 以下Code)は、クリーンなスポーツに参加するアスリートの権利を護り、世界中のアスリート、スポーツに参加するすべての人が公平、公正、そして平等にスポーツに参加するための全世界・全スポーツ共通の約束事です。

また、このCodeは、アスリートやサポートスタッフ、競技連盟、政府、アンチ・ドーピング機関、その他スポーツに参加する全ての人が意見を出し合い、協議し、そして採択された「私たちの規程 - “Our Code″」でもあります。 この“Our Code″を遵守することは、私たち自身がスポーツを護り育み、スポーツの無限の可能性をつないでいくことになります。

本Codeは、2003年に初めて採択され、2004年に発効し、その後、2009年1月1日に改定・発効されました。さらに2015Codeは、2013年11月15日、南アフリカのヨハネスブルグでの世界アンチ・ドーピング機構(WADA)理事会により承認され、2015年1月1日より発効されました。

全世界・スポーツにおいて統一された、競技規則と同様、スポーツを行う上での規則として、国際オリンピック委員会(IOC), 国際パラリンピック委員会 (IPC), そして国際競技連盟、各国のアンチ・ドーピング機関やオリンピック委員会、パラリンピック委員会、主要競技大会機関等が採択し、署名当事者となり、「アンチ・ドーピング機関」として施行されています。
Codeに批准し署名当事者となった組織は、Codeの下に定められた5の国際基準を遵守することが義務づけられています。Codeの事項に遵守し、各アンチ・ドーピング機関が独自の規則を有することで、統一され、また調和(harmonize)が図られた方法でアンチ・ドーピング・プログラムが実施されています。

また、Code, 国際基準に基づいたアンチ・ドーピング・プログラムを適用・推進する、推奨モデルとしてベストプラクティスモデル並びにガイドラインも設けられています。

*正文は、世界アンチ・ドーピング機構が維持し、そのホームページにおいて公表する英語版及びフランス語版です。解釈に矛盾が生じた場合には、英語版が優先されます。

<参考-2009, 2003 Code>

 

Level 2 : International Standards (国際基準)

Codeに付随する「国際基準」は、世界アンチ・ドーピング・プログラムの一環として策定されている義務的な国際基準。

THE PROHIBITED LIST
スポーツにおいて、常に(競技会(時)及び競技会外)並びに競技会(時)においてのみ禁止される物質及び方法を特定し、毎年最低1回は改定されます。

2017

2016

2015

2014

2013年以前の禁止表

TESTING
ドーピング検査に関わる各事項、合理的かつ効果的な検査の計画検査配分計画・実施等の規定、そして、アンチ・ドーピング・インテリジェンスの活用、アンチ・ドーピング規則違反の可能性に関する効率的かつ効果的なドーピング捜査のための義務的な国際基準について規定されています。

*正文は、世界アンチ・ドーピング機構が維持し、そのホームページにおいて公表する英語版及びフランス語版です。日本語版との解釈に矛盾が生じた場合には、英語版が優先されます。

<参考-2009 Codeに基づく国際基準>

THERAPEUTIC USE EXEMPTIONS
禁止表に掲載された禁止物質・方法を、治療目的のために使用せざるを得ない場合、TUEの申請対象者、TUE申請を可能とする手続き、またTUEの付与または承認の検討手続き、不服申立ての提起等が国際基準として規定されています。

*正文は、世界アンチ・ドーピング機構が維持し、そのホームページにおいて公表する英語版及びフランス語版です。日本語版との解釈に矛盾が生じた場合には、英語版が優先されます。

<参考-2009 Codeに基づく国際基準>

INFORMATION PROTECTION

アンチ・ドーピング活動に関連して処理される個人情報のデータ保護及びプライバシー保護に関する国際基準が規定されています。

*正文は、世界アンチ・ドーピング機構が維持し、そのホームページにおいて公表する英語版及びフランス語版です。日本語版との解釈に矛盾が生じた場合には、英語版が優先されます。

<参考-2009 Codeに基づく国際基準>

LABORATORIES

WADAが認定する分析機関、その他WADAが承認する分析機関において、検体の分析及び管理の手続等について規定しています。

※英語の正文原本のみ掲載

<参考-2009 Codeに基づく国際基準>

 

日本アンチ・ドーピング規程 / JAPAN Anti-Doping Code

Codeに基づき、世界アンチ・ドーピング・プログラムを推進するため、日本で適用される規程。

JAPAN ANTI-DOPING CODE
日本アンチ・ドーピング規程 (JAPAN Anti-Doping Code, 以下日本規程/JAPAN Code) は、世界規程に遵守され、世界アンチ・ドーピング・プログラムを推進するため、日本にて統一的に適用されるアンチ・ドーピング規則です。

日本規程にはJADA加盟団体により採択され、日本国内で世界の基準に則り、スポーツの価値が護られ育まれるためアンチ・ドーピング活動が実施されます。

※正文は、日本語版となり、JAPAN Codeの日本語版と英語版との解釈に矛盾が生じた場合には、日本語版が優先されます。

<参考-2009 Code, 2003 Codeに基づく日本規程>

 

Level 3 : Model Rules & Guidelines

世界アンチ・ドーピング・プログラムを適用・施行するための、モデルルールとガイドライン(参照ドキュメント)。

MODEL RULES

各アンチ・ドーピング署名当事者が、世界アンチ・ドーピング規程に則った規則を策定するためのモデルルール。

GUIDELINES

Codeを施行し、アンチ・ドーピング・プログラムを推進するための各領域におけるガイドライン。