


2011年10月1日から11日まで、第66回「おいでませ!山口国体」が行われました。
山口県薬剤師会のご協力のもと、山口県在住の認定スポーツファーマシスト約50名の方にJADAの教育啓発ブース10競技会場にてサポートいただき、選手等からの薬に関する問い合わせ対応を行っていただきました。

山口国体に向けてのJADAと山口県薬剤師会との活動は、昨年の6月に行われた特別認定プログラムの基礎講習会に始まりました。禁止表国際基準やTUE国際基準を初めて学ぶ方が多いなかで、1年後の国体に向け、約125名の方がスポーツファーマシストとして認定されました。


国体期間中、約2000名近くの全国から集った競技者、指導者の方がJADAの教育啓発ブースに立ち寄りました。
ブース内ではスポーツファーマシストの教育啓発用ツールや山口県内のドーピング防止相談薬局リストを配布し、多くの方々に薬の正しい使用法及び、スポーツファーマシストの告知などを行っていただきました。
直接選手と接しながらスポーツファーマシストの活動を紹介することができる良い機会でした。


各会場では、競技者や指導者の方を中心にアンチ・ドーピングに関するアンケートを実施しました。
結果、薬を使用する際に専門家への確認は約7割の方が行っておらず、スポーツファーマシストへの相談もほとんどの方が行ったことがありませんでした。
しかしながら、実際にブースで相談した方の8割がとても役に立ったと回答していただいており、同時に積極的にサポートして欲しいとの意見もありましたので、今後とも競技者とスポーツファーマシストが接点をもてる機会を増やしていきたいと思います。


2009年度 公認スポーツファーマシスト認定プログラム受講者は、5月と7月の基礎講習会を終了し、12月からは、各都道府県またはブロック別で実務講習会が実施されています。
さる1月13日(水)には茨城県の実務講習会が、水戸市の茨城県薬剤師会会議室において開催されました。
実務講習会は、毎年、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)が更新するドーピング防止規程「禁止表国際基準」の変更内容を理解するための講習会です。
WADAの禁止リストは毎年更新されます。そのため、実務講習会は受講者のみならず、今後スポーツファーマシストになっても毎年受講が必要になるものです。
今回の講習会ではまず、スポーツファーマシスト推進委員である茨城県薬剤師会事業課長 種村氏より、あらためてスポーツファーマシストの役割やドーピングの定義、
ドーピング検査対象となる大会・選手について説明した後、2010年禁止表国際基準で2009年からの変更点の解説がテキストを用いて行なわれました。
また実際に茨城県薬剤師会事情報室によせられた、ドーピングに関する相談内容の事例が紹介され、受講者からは、「どこまで突っ込んだアドバイスするべきか」、
「緊急な対応に関してはどうするべきか」など具体的な質問があり、まだスタートしたばかりのこの制度に対する期待感が感じられました。
この実務講習会は全国で2月末までに開催され、受講者は知識到達試験を経て、公認スポーツファーマシストとして認定されます。