インタビュー

スポーツファーマシストは、薬剤師の新しい活躍の場

本田 昭二氏

2003年静岡国体からドーピング検査が実施されるようになり、岩手県薬剤師会でもこれを受け、「ドーピングは薬の問題。だから薬剤師がやるべき仕事」 として取り組みました。私は、岩手県体育協会スポーツ医科学委員会のメンバーとして活動しています。体協のスポーツ医科学委員に薬剤師が入っている例は、 全国でも少ないケースと思います。

私自身も最初は、ドーピング防止についてどのような活動をすべきかわからなかったため、その基本的な情報を得るためにスポーツ現場へ参加したり、 ドクターやトレーナーに協力いただきました。また、ドーピング防止活動を通じて、他の薬剤師の方々がさまざまな活動をしていることも知りました。 ドーピング防止活動はまさしく薬剤師ができる活動です。

今回、スポーツファーマシスト認定制度で、ドーピング防止に関する基礎的知識が学べることはとても良いことと思います。 また、このような知識を得ることで、新しい分野や今までとは違う環境で活躍ができる…。これは、これから薬剤師になる方々に活躍の場を広げることができます。 薬剤師が薬局の中で医療に携わることは大前提で、それ以外のさまざまなシーンで活躍する場はあります。 その選択肢のひとつとして、スポーツファーマシストがあると思います。

私自身スポーツをしていました。この経験と薬剤師としての知識を、ドーピング防止の活動で生かしていきたいと思います。 そして、スポーツを通じて、これからの薬剤師の方々の活動の場も広がってほしいと思います。私もスポーツファーマシストとしての活動の場を、 さらに広げることに取り組みたいと思います。