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CASESTUDY01

アスリート自身でリスクを回避かいひ「病院で診察しんさつを受けるとき」  こんなときどうする?

遠征えんせい先で体調をくずしてしまった!

仲間に迷惑めいわくはかけられないので、宿舎の近くの病院に行くことにしよう。

STEP1

診察しんさつの前にやるべきこと

自分がアスリートであることや、スポーツで禁止されている物質・方法があることを伝え、医師がアンチ・ドーピングの知識や情報を持っているか確認する。

CASE1医師が知識を持っていない場合

禁止表を見せる(詳しくはP11へ)。そして、禁止物質・禁止方法を調べるために、Global DROやスポーツファーマシストについて説明する(詳しくはP37へ)。

【CASE2】 医師が知識を持っている場合

そのまま診察しんさつを受ける。

STEP2

治療の前にやるべきこと

禁止物質・禁止方法を使わずに治療ちりょうできるかを医師と相談する。

【CASE1】 使わずに治療ちりょうできる場合

①Global DROの検索けんさく画面などで、禁止物質・禁止方法でないか、再度医師と確認。

検索けんさく結果などは紙やメールで受け取る。

【CASE2】 使わなければ治療ちりょうできない場合

診察しんさつ後、JADA公式webサイトからTUE申請書しんせいしょをダウンロードし、医師と一緒いっしょにTUE申請しんせい書類を準備する(詳しくはP25-26へ)。