2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、大会期間中の大量のドーピング検査に対応するため、大会専用の仮設の検体分析施設を東京都内に設置すると発表した。巧妙化する違反にも対処できるよう、最新の分析機器を導入。ピーク時は国内外から集めた約150人のスタッフが24時間、3交代制で作業し、1日で最大約400検体の分析に当たる。

現時点で想定される検体採取数は五輪で5千、パラリンピックで1500の計6500。これは通常1年間に国内で実施される検査と同規模となり、既存の分析施設だけで対応するのは困難となっている。

ことし9月から工事を始め、19年3月に分析機器の設置を完了。その後、世界反ドーピング機関(WADA)の認証を受ける。施設の周辺には警備員、フェンスや監視カメラなどを配置し、万全のセキュリティー態勢を期す。

(了)2017/04/28 22:11【共同通信社】