【ローザンヌ共同】世界反ドーピング機関(WADA)が13日にスイスのローザンヌで開いたシンポジウムで、ロシアのコロプコフ・スポーツ相が国ぐるみのドーピングを否定した。不正を暴いたWADA調査チームの責任者、マクラーレン氏の報告書も「不十分な証拠に基づくものだと自信を持っている」と指摘した。

同スポーツ相はWADAに「不適格組織」とされたロシアの反ドーピング機関について、組織再建に向けた改革が進んでいると強調し、5月に暫定的な、11月に全面的な資格回復を期待すると表明した。

WADAのリーディー委員長は「WADAが規制する役目を果たすには、規則を順守していないケースに対して意味のある制裁を下せるようにしなければいけない」と権限強化を訴え、新開発した違反を通報するアプリの効果にも期待した。

(了)2017/03/13 22:41【共同通信社】